ワシントン州が行っているキオスク(WIN:The Washington Information Network)は、全米の数あるキオスクシステムの中でも最も利便性の高いシステムの代表例に挙げらている。
WINは、州の住民を対象に1994年から試行されてきたが、1998年、その試行の目的を終え、新たなA?tess Washington networkにその目的を継承している。
WINは、住民にショッピングモールやその他の公衆の場所から20以上の政府機関にアクセスすることを目的としたものであり、州政府、地方政府、連邦政府の情報を24時間、英語とスペイン語で提供するキオスクシステムの先駈けとなるプロジェクトの一つであった。
このキオスクシステムは、「老人や身体の不自由な人々も等しく公的サービスを受けられるようにしなければならない。」という法律(Americans with Disabilities Act)に沿ったものであり、キオスクには耳の不自由な人のための字幕解説機能も付加されている。