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イ) ICカード・光カード
カードは携帯性に優れている反面、1枚当たりの記載可能情報量が少ないという特徴がある。そのため、データベースのように大容量のデータを集中的に蓄積・管理する用途ではなく、個人に関する少量の情報を保管・携帯する用途に主として用いられる。この特徴を生かして電子データを蓄積・管理するための技術として「ICカード」や「光カード」が注目されており、医療・保健・福祉や行政サービスを始めとした多くの分野で実用化されている。
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?@ ICカード
- ICカードは、カード状のケース内にメモリチップやプロセッサを埋め込んだものであり、スマートカード、チップカードなどとも呼ばれている。ICカードにはプロセッサの有無によって、下記の2つに分類される。
表4 ICカードの概要
- また、ICカード内のデータ読み取り、ICカードヘのデータ書き込み方法については、ICカードとのインターフェースの違いによって次の2タイプがある。
・ | 接触型:ICカードをリーダ・ライタに接触させ、電気回路を経由してデータ交換を行う方法
| ・ | 非接触型:ICカードをリーダ・ライタに接触させず(近接させる)、無線波を利用してデータ交換を行う方法
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