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4-4 システム開発・運用上での整備事項
 「運用負荷の軽減」や「システムの拡張性の確保」、「標準化の推進」、「教育体制の整備」、「操作性の向上」、「サービスの最適化」の課題を解決する。

?@専門スキルを持つメンバーによるプロジェクトの確立
・情報システム部門、業務担当部門、現場等の関係者で在宅介護サービス業務の把握、地域にあった支援機能のニーズの抽出を実施する。

?Aシステムの実現性、効果の調査
・業務への影響度、業務移行・運用の検討を実施する。
・法制度上の制約、規定等の制度改正の必要性等を把握する。
・他組織やサービス事業者等外部機関への影響を調査する。

?Bシステム開発管理の策定
・開発体制を明確化する。
開発責任者、設計内容の検証体制、ソフトウエア開発企業への委託範囲等。

?C品質管理の実施
・検証体制の明確化と検証実施の確認を徹底する。
・システムの不具合を未然に把握することで、開発作業の戻り作業等を防止する。

?D保守体制の維持
・保守要員として開発終了後もプロジェクトメンバーの一部を残留させる。
・担当部門や現場でのシステム稼働後、フォロー要員としてプロジェクトメンバーをシステム利用部門へ配置する。

?E教育体制の確立
・システムにかかわる対象者数によっては、一定期間現場への教育担当者を専任で確保する。(システム部門への負荷を軽減させることが可能。)

 

 

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