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4-3 セキュリティ対策を徹底するための整備事項
 「セキュリティの確保」をシステム的に図り、また、セキュリティ対策を徹底するため、「教育体制の整備」の課題を解決する必要がある。
 これらを実施していくために必要な整備すべき事項を以下に示す。

?@セキュリティ対策規約の策定
・システムを操作する上での基準を明確化する。
・要介護者等の個人情報の取り扱い基準を明確にする。

?Aシステム開発段階でのセキュリティ対策の実施。
・開発環境と既存処理システム(本番システム)との分離を行う。
・開発環境でのテストデータに実データを使用することを制限する。

?Bシステム運用・保守段階でのセキュリティ対策の実施。
・ユーザーIDやパスワードにより利用者の識別及び認証確認を実施する。
・システム管理者と一般職員の権限を明確化する。

?Cネットワーク上でのセキュリティ対策の実施。
・ファイアウォール等による外部からの不正アクセスの防止を図る。

?Dパソコンヘの磁気媒体による入出力時のセキュリティ対策の実施
・磁気媒体のファイルに対してウィルスチェックの徹底を図る。
・パソコンヘの磁気媒体によるファイル読み込みの制限を図る。

 

 

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