(2)サービス資源空き情報の共有化とスケジューリング作成システムの導入
介護サービス提供事業者のサービス・資源情報等の空き状況を一元的に管理することにより、利用可能なサービス・資源を把握し、要介護者ごとに具体的な介護サービス提供のスケジューリングを行う。
図3-20 スケジュール作成システムの実現イメージ例
?@サービス資源空き情報の登録
サービス資源空き情報データベースは、複数のサービス提供事業者の情報を一元的に管理する。介護サービス提供事業者は自社のサービス資源の空き状況に関する情報を、自社のコンピュータより地域ネットワークを通じてデータベースに登録する。
?Aスケジュールの作成・サービス資源の照会
要介護者に適した介護サービス提供のスケジュールを作成するため、介護サービス提供事業者のサービス資源空き情報をコンピュータの画面で確認し、必要に応じてコンピュータから予約を行う。予約された情報は、自動的に該当する介護サービス提供事業者のコンビュータヘ、電子メールとして送付される。
?B予約確認
ケアマネジメント機関から電子メールで自社のサービス・資源の予約希望を受付ける。予約が可能であれば、介護サービス提供機関は予約に対してサービス・資源情報を更新し、予約受付の確認通知を電子メールでケアマネジメント機関へ送付する。
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