日本財団 図書館


3-3 具体的な実現イメージ

 在宅介護サービス提供支援システムを構成する機能の具体的な実現イメージを先進の情報技術を踏まえて、以下に記述する。

(1)相談業務へのデータベース照会システムの適用
 相談業務の回答集として相談情報データベースを構築し、相談内容に応じた検索を可能にする。保健医療福祉に関する情報等、専門的な相談については、電子メールを使用して専門機関へ相談依頼を行い、来談者が一ヵ所ですべての相談を行えるシステムを実現する。


図3-19 相談業務照会システムの実現イメージ例

 来談者は、保険者やケアマネジメントの総合相談窓口で、相談者にかかわらず最適な相談を受けることができ、担当者が替わっても相談履歴を照会することで、継続的な相談を受けることができる。また、近隣に相談窓口が無い場合でも、キオスク端末・インターネット端末が配置されている地域であれば、窓口とほぼ同じ内容の情報を閲覧することができる。

 

 

前ページ    目次へ    次ページ






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION