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(3)情報システム化により期待される効果
○福祉業務の事務処理の効率化
 相談、申請受付から、審査、介護認定(あるいは市町村独自の福祉サービス提供の決定)、経理処理、サービス提供、受給状況管理、統計など、また、計画策定や住民向け情報提供まで「一連の業務を総合的にシステム化」することにより、個々の業務の自動化による効果に加えて、情報連携・共有化による情報伝達の迅速化、様々な所に分散する情報の管理業務の効率化等の効果が得られる。

○住民サービスの向上
 「各種の福祉関連サービスを総合的にシステムで取り扱う」ことにより、各種の福祉関連サービスを、制度の区分を越え、住民にとって最適に組み合わせて提供できるようにするとともに、保健・医療など他分野との情報連携による相互のサービス向上が図られる。

○効果的なケアマネジメントの実現
 ニーズの把握から介護サービスや市町村の福祉サービスを含めた各種福祉サービスの情報連携をシステム的に行うことにより、高齢者の自立支援と自己選択を尊重するためにケアマネジメントの強化が図られる。

 

 

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