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第3節 福祉総合情報システム構築の課題と対応策
ここでは、地方公共団体での情報化の現状を踏まえて、前節で整理した、今後の福祉総合情報システムに求められる機能を実現するための課題と、その対応策を述べる。
3-1 福祉総合情報システムを実現するための課題
地方公共団体が抱えている現状の問題点や今後、介護保険制度の施行に伴って予想される問題点から、福祉総合情報システムに求められる機能を実現するための課題として、以下の点が挙げられる。
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?@コンピュータ・システムの開発・運用・教育費用の軽減
?A住民記録システム等他システムとの柔軟な連携
?B法制度改定等に伴う事務処理システムなどへの影響の最少化
?Cシステム運用・操作の単純化(容易性)
?D将来の高齢者増等を想定した拡張性のあるシステムの採用
?E複数の関係機関とのネットワーク接続に伴うセキュリティの確保
?F個人情報の保護
?G最新の情報技術を活用した情報システムの実現
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福祉総合情報システムを構築するにあたっては、これらの課題にいかに対応するかが重要となる。
次頁にこれらの8つの課題について具体的な内容を示す。
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