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(2)福祉総合情報システムに求められる機能
 今後の福祉行政において、「サービス提供面」や「事業運営面」で情報システムが効果的な支援を行っていくためには、公平で適切なサービス提供の実施と的確な事業運営、効率的な事務処理の実現が求められる。
 今後の福祉総合情報システムに求められる、主な機能を以下に示す。
?@住民が適切な福祉サービスを選択するための、情報提供手段の整備
?Aニーズ情報の収集手段の整備
?B適切なケアマネジメントを実施するためのシステム化
?Cサービス利用者に適したケアプラン作成のシステム化
?Dサービスの品質向上に必要なサービス提供実績を的確に把握するためのシステム化
?E多様な相談内容への迅速・的確な対応を行うためのシステム化
?F福祉サービスに関するクレーム処理を的確に行うためのシステム化
?Gサービス申請手続きの簡素化を図るためのシステム化
?H社会資源の有効活用を図るためのシステム化
?I地域に拡散する関係機関の間で、情報を連携するためのネットワーク化
?J事務負荷が多大な、統計・報告処理の効率化を図るためのシステム化

これらの機能を実現するための整備事項をそれぞれ以下に記述する。

 

 

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