従来の、福祉情報システムは事務処理を中心に、地域福祉を支援するシステムが各業務単位、あるいは、先進的な取り組みを行っている地方公共団体では、情報の一元管理下のもと総合的なシステムが整備されてきた。
　今後の福祉行政を支援する福祉総合情報システムにおいては、事務処理の効率化を図るためのシステム化はもとより、地域の実情にあった福祉サービスを提供するための地域福祉支援システムやこれらを中心に市町村独自の福祉サービスや介護保険制度の導入に伴う介護サービス等、在宅福祉サービスを支援する総合的なシステムの機能が必要となる。

図2-2　福祉総合情報システムの変化

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