第2章 福祉総合情報システム構築のアプローチ
本章では、第1章で述べてきた福祉分野を取り巻く環境の変化により、今後の福祉行政を支援する福祉情報システムを構築する上で、どのようなことを考慮する必要があるのかを福祉総合情報システム構築のアプローチとして記述する。
記述にあたっては、市町村における福祉分野の情報化の状況や課題、今後の福祉施策を実現するための対応事項を整理し、それらを支援する情報システムが従来のシステムとどのように異なるのかを明確にするとともに、情報システムを実現する上での課題と対応策を整理する。そして、このことを踏まえて、地域の実情に沿った福祉総合情報システムを構築していくための取り組み方法を、アプローチのパターンとして取りまとめる。
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