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 Windowsによる運用・保守の問題点

?@ 簡単な情報検索をするのに利用者教育が必要なことパソコンに慣れている学生は多いが全員が操作方法に精通しているはずがない。リテラシーが要求される操作や端末の障害対処方法がマニュアル化しにくい。
?A 利用者が原因のトラブル
・Windows95に詳しい利用者がいたずら目的で無意味な設定変更。
・図書館が導入したNetscape NavigatorのかわりにInternet Explorerをネットワークにインストールする。
?B 日常の保守点検項目(一台ずつチェックすること)ネットワークダウンロードされたプラグインファイルや画像ファイルの後始末。ブックマークやキャッシュファイルの定期的な削除作業。
?C トラブルで使用不能になったWindows95クライアントの復旧作業が必要クライアントを機械室に移設、Windows95のインストール、ネットワーク設定(TCP-IP ドライバーの導入など)、ブラウザーソフトの導入、システムポリシーエディタの設定、復旧したWindows95クライアントをもとの場所に戻すなど一台あたりおよそ1時間30分程度作業が必要でした。
 毎日開館前に一台ずつチェックしてまわる作業や毎週1台のペースでトラブルで使用不能になったWindows95クライアントの復旧作業に奔走する結果となり、Windows95クライアントによるOPACは管理が大変なことを実証することになった。

 

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