端末の増加に伴い、操作ミス等によるユーザー・サポート業務が情報システム部門において増加しつつある(ピア・サポートの体制は整備しておらず、トラブルが発生した場合まず情報システム部門に問い合わせることになっている)。現状では基幹業務への利用が中心で、ユーザーにおいても高い情報リテラシーを必要としていないが、今後、グループウェア等を導入し、情報系ネットワークとしての利用が開始されれば情報リテラシーの向上が大きな課題になると考えられる。ゲーム等のFUTZファクタは存在するが、ユーザーの利用促進等の観点から一概に禁止できないと考えている。また、情報システム部門の人事異動に関しては、汎用機の開発等の専門性の高い業務を行っていないことから、それほど大きな問題になっていない。ユーザー評価による問題点は図2-11に示すようになっており、「マニュアルの整備状況、分かり易さ」、「機器の台数」、「研修の時間、内容」等が改善の必要な問題点として挙げられている。
図2−11 ユーザ評価による情報システムの問題点 (地方団体B)
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