平成4年度調査による提言事項の例示
○作業環境の整備
○処遇の改善、福利厚生の充実
○対外情報発信
見学者の受入れ…造船所内の整備、説明者の育成、説明用パンフレット作成、実作業との日程調整
案内板、案内センターの設置
造船所博物館の設置
PRビデオの製作
資料:シップ・アンド・オーシャン財団
「四国地区造船業の作業環境等の改善に関する調査報告」(平成5年3月)
(4)技能教育・労働安全の充実
国では、労働者の技能修得のためにさまざまな助成金・給付金制度を設けている。
雇用促進事業団では、各県に職業能力開発促進センター(ポリテクセンター)や雇用促進センターを設置し、技能教育、職業訓練を実施している。さらに、高校卒業者を対象に技術革新に対応できる高度な技能と技術を兼ね備えた実践技術者を養成する専門課程(2年)と在職者を対象とした能力開発セミナーを実施するポリテクセンター(職業能力開発短期大学校)を、四国では香川県丸亀市と高知県香美郡野市町に設置している。
これらの公的な技能教育訓練、あるいは労働安全に対する支援策を活用していくことが望まれる。