さらに、需要の先細りが避けられない2005年以降に向けて新規需要への取り組みや事業多角化が必要となってこよう。

【中型船】

中型船(5,000〜9,999総トン)はほとんど近海船であり、長期的には振幅が大きい。ここ数年多量に建造されていることに加え、アジア地域の経済混乱から近海船の需要は急速に冷え込んでいることから、2002年度頃まで減少が続くとみられる。2003年度以降は、アジア地域での荷動きを背景に、再び回復していこう。

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