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2. 構造改善

 

中小造船所は、四国地域をはじめとして中国地域、九州地域等において特定の地域に集積し、当該地域の製造業の中核的地位を占めているとともに、雇用面においても社外工を含めて多数従事しており、地域の産業としてなくてはならない存在である。

また、中小造船所は専業比率が高く、修繕を含む造船部門に売上の大多数を負っている。

当面予想される中小造船の構造的な需給ギャップに対応するとともに、経営の安定化を図るために平成10年度から以下の対策実施が予定されている。

?@.需要の状況に対応して、設備能力の削減、集約化等による生産規模の適正化

?A.技術力の向上、生産システムの効率化等による技術・生産基盤の強化

?B.新規需要の開拓および雇用対策

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