女性従業員は計測、溶接、清掃等の軽作業や周辺業務に従事している場合が多いようである。一方、?@設計部門、機械オペレータとして活用、?A軽作業部門に女性パートタイムを活用など、女性労働力が欠かせない戦力になっているとする企業もある。
(7)外国人研修生の受入れ
外国人研修生の受け入れがさまざまな業界で行われている。造船業・舶用工業においても、いくつかの事業所において、いろいろなルート・形態を活用し、受入れている。今後の労働力として期待する向きもあるが、現況の受入期間1年ないし2年では言葉の壁もあり、ほとんど「研修」にとどまり、基幹労働力としては期待できにくい状態にある。
受入期間の延長、諸規制の簡素化など、制度の多様化・弾力化が望まれている。職種によっては受入期間が最長3年(研修1年+実習2年)に延長されているが、溶接・配管等造船・舶用工業に関連する職種については現段階では含まれておらず、対応が望まれている。