(4)TMDの効果 対象としている浮桟橋に図7-13のTMDを設置した場合の効果を、応答計算を行い確認した。TMDによる付加減衰は、各ケースの造波減衰を調整することにより、即ち、図7-14に示す付加減衰が得られるように造波減衰を調整することにより考慮した。計算結果を、図7-15に示す。同図は、各ケースの計算結果のピーク値(周期約5.6秒近辺の値)をプロットしたものである。
(4)TMDの効果
対象としている浮桟橋に図7-13のTMDを設置した場合の効果を、応答計算を行い確認した。TMDによる付加減衰は、各ケースの造波減衰を調整することにより、即ち、図7-14に示す付加減衰が得られるように造波減衰を調整することにより考慮した。計算結果を、図7-15に示す。同図は、各ケースの計算結果のピーク値(周期約5.6秒近辺の値)をプロットしたものである。
上図に示すように、TMDを設置しない浮桟橋と比較して、マスの総重量260tonのTMDを設置することによりおよそ27%、100tonでおよそ13%の動揺の低減が可能である。
前ページ 目次へ 次ページ