(式7.1)式で外力項をゼロと置き、 {x}={φ}exp(λt) (式7.2) ここに、
(式7.1)式で外力項をゼロと置き、
{x}={φ}exp(λt) (式7.2)
ここに、
なる解を仮定して(式7.1)式に代入し、固有値λ、振動モード{φ}を求めることにより、制振装置の特性(減衰付加効果、振幅)が得られる。なお、減衰比hは、固有値λから次式により求めることができる。
(2)TMDの諸元 浮桟橋の振動モード(ロール)を1自由度でモデル化した質点に、TMDを付加した2自由度モデルについて上述の解析を行い、目標とする付加減衰(TMDにより浮桟橋に付加される減衰)を満たすTMDの諸元を求めた。この際、目標とする付加減衰はTMDを設置しない基本ケースのロール角度のピーク値を10%〜30%程度低減させる値を設定した。なお、TMDは図7-13に示す天秤型とした。
(2)TMDの諸元
浮桟橋の振動モード(ロール)を1自由度でモデル化した質点に、TMDを付加した2自由度モデルについて上述の解析を行い、目標とする付加減衰(TMDにより浮桟橋に付加される減衰)を満たすTMDの諸元を求めた。この際、目標とする付加減衰はTMDを設置しない基本ケースのロール角度のピーク値を10%〜30%程度低減させる値を設定した。なお、TMDは図7-13に示す天秤型とした。
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