(1)中間シンカー方式の特徴 中間シンカー方式は、係留ラインがチェーンのみを使用した場合の曲線A及びその許容動揺量Xlに対比して示した。下図6-36,37の曲線とその許容動揺量Xl,X2に示すように、定常外力に対して生じる浮体の定常変位を中間シンカーの持ち上がりによって減少させる効果があり、それによって、変動外力に対する許容変位量が大きくなるため、浅海域においても適用性のある係留方式である。
(1)中間シンカー方式の特徴
中間シンカー方式は、係留ラインがチェーンのみを使用した場合の曲線A及びその許容動揺量Xlに対比して示した。下図6-36,37の曲線とその許容動揺量Xl,X2に示すように、定常外力に対して生じる浮体の定常変位を中間シンカーの持ち上がりによって減少させる効果があり、それによって、変動外力に対する許容変位量が大きくなるため、浅海域においても適用性のある係留方式である。
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