第5章

　

まとめ

〜日本における環境教育の普及と発展へ向けた展望〜

写真:アントワープ市に設立された「PIME環境学習センター」(ベルギー)

地元の環境NGOが企画・立案からオープン後の運営までを担当している環境学習センター。ベルギー連邦フレミッシュ共和国北部で、港湾開発などにより環境破壊が激しい中心都市アントワープ市に、政府の予算によって設立された。NGOから派遣された常勤職員とボランティアによって運営されている。自然の仕組み、開発と保護、地域社会などについて詳しく解説されている館内展示室と、自然復元の実験圃場を兼ねた野外観察地があり、学校教育やボランティア研修などに利用されている。

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