学校で使われる建築資材
木材、プラスチック、およびレンガ、コンクリート、石など他の建築資材を含む一定の範囲の素材についての検討、これらの素材の原料、目的への適合性、代替素材、製造プロセス、地域および世界の環境への影響、経済的および倫理的問題、修繕、改築およびコストの監視。
学校に関連する輸送
使われる輸送の種類の検討、移動の目的と距離、再生可能燃料および再生不可能燃料の使用、コスト、輸送効率の測定、健康および安全問題、地域および世界の環境への影響、経済的および倫理的問題、輸送に関する個人の行動と組織管理に適切な変化をもたらす方法、変化の監視。
これらが自分達の作業の中核を成すことについて、全員の合意が得られた。これらの諸要素を広くカバーすることもできるし、それぞれの中の一部の要素だけに絞って深く掘り下げることもできた。各校の調整者は、活動の目的を再度確認され、プログラムの中では先に述べられた八つの目的の一つに一つに同等に重点を配分することが望ましいと伝えられた。
一連の評価目標については、この段階では、a)暫定的であり、b)後で追加や変更の機会があるという理解の上で、話し合われた。
評価基準
最終的には以下のような基準が採用された。
1)プロジェクトの活動が正規の時間割カリキュラムの内容を補強、または阻害した度合。
2)たとえば通常学校で使う商品やサービスのライフサイクルについてなどの、知識や理解が向上したか。
3)活動が、環境問題および個人や地域が環境に与える影響への意識を高めた度合。地域、国家、および地球的規模のいずれの問題でもよい。
4)環境に対する自分自身の行動や学校から後押しされた行動の倫理的側面について、生徒に考察させ討論させることに、活動が貢献した度合。
5)このプロジェクトに関係したすべての人々が質問を自分自身のものと感じた度合。
6)プロジェクトがa)人間関係の技量、およびb)市民意識を向上させた度合。
7)活動が、生徒が自分がコントロールできる場を増やすことに貢献した度合。これは、個人の直接行動でもいいし、民主的プロセスを使って組織の中に変化を起こさせる適切な行動でもよい。
各校の管理方式