たとえば、廃棄物やリサイクルに関係する課題を調査する場合にそれに関連する具体的な活動に対するニーズが高まっている。これらの課題は与えられた問題点を対処し、もしくはそれを解決するばあいに目的のある何かを実際に行う上で生徒がそれに関与しているならば唯一価値のある行動となる。上記に鑑み、ほとんどの活動は同じ印の活動とは見なすことができないけれども、このような行為はある種の活動と見なして差し支えない。
プロジェクトは成果物を基盤としたものであるべきか。
プロジェクト作業が目に見えるものを何も残さないで枯れてしまうことが最も不満となる結果である。そのケースでは対象となっている作業が実際にはプロジェクト作業ではないと結論づけることができる。そのような作業は生徒に対する教育的な利得とは離れて、目に見える結果を作り出すものと予期することが普通であるからである。これはプロセスに集中すべきか、結果に集中すべきかに関する議論ではない。成果物に集中し、成果物を求めることに潜む教育的なアイディアは上記の学習プロセスを定性的に求めることである。
以前のMUVINプロジェクトの最終目的はこのようにして得られた関心が、誰かがそれについて何かを実際に行うであろうという可能性を増すものであることを期待してある与えられた問題について他の人にも知らせる役割を果たす成果物を求めることであった。これは展示物、新聞記事、雑誌もしくは公共の場における議論のいずれでも良い。もしこのことが目的であるならばとの目的を正しく行うために十分な時間をかけて計画に注目し、同時に作業を実際に物理的な形で明示することにも関心を払わなければならない。また、このプロセスを通じて、このようなプロジェクト作業を有効に行うためには何が必要であるかを学ぶすばらしい機会を生徒が持てるという事実にも注意を払う必要がある。詰まるところ、この目的はある事象に対して生徒の影響力をもたらす生徒の持つ能力を確認することにある。
展示物の場合には、クラスの主要なメッセージを最初から形成確立しなければならない。簡潔な文章で明確に伝えなければならない。新聞の切り抜きは文書として利用しても差し支えないが、これは展示目的には全く不適当なものであることを忘れてはならない。展示会へ来る可能性のある人々の目を引きつける何かがなければならないことも忘れてはならない。最終的なフォームを決定する前に教師や他の生徒のコメントを考慮するように実際の展示物と同じサイズの模型を生徒に作らせる。展示物に対する説明を作成することはプロセスに基づいた文書作成に非常に適している。
一般的に言えば、展示に関係している作業はこの目的に十分な時間が割り当てられており、その貢献度のレベルに関して「専門的な」要件ができているならば生徒が話題を理解する上で非常に役に立つ。
プロジェクトによっては小規模で影響を与えるような努力により与えられた環境問題に対する直接的な影響を求めることを義務づけている。この種の一般的な例としては環境に対する意識を向上させたり、家庭や地方のコミュニティにおけるライフスタイルの変更をもたらすために学校における毎日の