健康及び環境
環境教育は、例えば水質汚染等、与えられた人口集団に直接の脅威を与えるというような単なる特定の環境問題の場合に限ったことではなく、健康教育に密接につながっているとされている。健康の肉体的、精神的及び社会的側面を包括した現代の健康の幅広い概念は、個人が環境が望ましい状態にあるかどうかを判定する尺度としての役割を十分に果たす。別の言い方をすれば、我々の健康状態にとって環境の状態は明白な重要性をもち、環境の質を評価するためには、環境の健康に対する重要性を評価する必要がある。我々はこの内容についてより深く、詳細に検証している、1991年及び1994/95年に発行された健康及び性教育に関するガイドラインを参照した。
活動及び作業方法
環境教育プロジェクトでは、実際の問題を与えることに大きな重点が置かれる必要がある。一般的な言葉でいうと、生徒が与えられた問題について自身の視点を見つけるのに、学校外の、異なる意見をもち、異なる専門的背景をもつような人との出会いは価値がない。このような人々に時間を割いてもらうよりも、これらの会合をできる限り利用するためには準備段階の作業の優先順位の方が高い。意見を記録する手段を前もって合意しておくことは、同様に重要である。前もってインタビュー相手の了解を得ることを条件に、音声及び/もしくはビデオの録音/録画によりこれが簡単になる。
自然及びその開拓の特定の側面を明確にする際には、質問の結果及びそれに類似したものに注意が注がれるべきである。作業が完成すると、生徒は自分達が発見した視点を、自らの方法で表現することを奨励される。生徒の集団が自分達の質問及び調査の方針を遂行し終わったら、教師は生徒に対して何が最も意外で印象深かったかを質問することが有益であろう。様々なグループもしくはクラス全体との教師の対話は、生徒が学習した急務な現象の下にある要素の、総合的な理解を得たことを保証するために、非常に重要である。これは目前の問題要素の一般化を保証するために必要である。
生徒の長期的な行動容量(以下に述べる)の積み重ねは多くの要素に依拠する:これらは問題に関する識見を増強する行動、意志を決定することに作用するもの、環境問題に対する行動への到達手段、そして少なからず、自身の能力及び物事に対する影響力への十分な自信を激励することを含む。そのため、日常の指導における教師の役割及び生徒の役割は、以下の章にて網羅される最重要な点である。
環境プロジェクトにおいて教師または生徒であること。
生徒が決定力を利用し、それに関係する責任を受け入れる準備ができていなければ、教師は生徒に決定力を更に増すことを認めるわけにはいかない。一方、生徒はプロジェクトのコースにおいて予