3) 連邦教育科学省によるこの分野のプロジェクト
a)「個人的プランニングと活動」(ドイツ成人教育センター協会、指導センター、1984年から1988年):このプロジェクトは、なかでも自然環境での余暇機会に関係するものだった。これは、景観保護、古い建物の復旧、緑の植物のある建物の屋根部分やファサード、家庭菜園、生化学肥料などの生態学的問題を調べるのが目的で、適切な実践指導を含んでいた。
b)「成人のための情報テクノロジと日常テクノロジに関するコースモデルと資料」(ドイツ成人教育センター協会、指導センター、1985年から1988年):広範囲の人々が、技術的製品を有能に取り扱うことができなければならない。このプロジェクトは日常生活の環境保護に関するもので、テクノロジとその使用法に直面する最初の不安を除去し、生徒が新しいテクノロジ開発に責任ある行動をとるよう仕向けるものである。
c)「成人教育の結果として行動の変化」(Katholische Bundesarbeitsgemeinschaft fur Erqachsenen-bildung/「成人教育に関する連邦キリスト教徒活動グループ」、1986年から1989年):このプロジェクトは、成人教育参加者の行動変化をもたらすことができる前提条件と状況を学習するため、「日常生活の生態学」に関して混合メディアプログラムを使用した。この目的のために、生態学的日常性は体験に良い現場を提供する。なぜならかなり多くのターゲットグループ、たとえば老齢者グループ、若者グループ、バイブル研究グループなどを含むことができるからである。プロジェクトガイドは、「成人教育に関する連邦カトリック教徒活動グループ」から入手できる。
e)「混合メディア成人教育とTV」(ドイツ成人教育センター協会、Adolf-Grimme-Institut、1984年から1987年):典型的混合メディアプロジェクトが幾つか選択され、以前のプロジェクトの一部として作成されたTV番組と資料を取り入れ、さらに最近の制作品を使って更新できる範囲が設定された。これらのタスクをどう実行できるかチェックするため、特定のプログラムが選ばれた。
f)「遠隔地学習コース:生態学アシスタント」
(Wirtschaftsakademie fur Lehrer e.V. Bad Harzburg):
Wirtschaftsakademie fur Lehrer e.V. (Bad Harzburg)は、現在、連邦教育科学省および連邦職業紹介機関が提供する資金で支援されるプロジェクトを実行しているところで、これは、「生態学アシスタント」の職業の通信教育の開発と実施を目指している。失業中の大学卒業生が、生態学アシスタントとして資格を得るため必要な知識とスキルを提供するものである。この職業でキャリアを得る将来性は高く、また、大学卒業生の失業を減らすことにも役立つ。現在、最初のパイロット学習コースの150人の参加者は、学習通信とセミナーを利用して、通信教育コースのフレームワークで最新