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年4月

● 「環境教育と学校の発展、ノルウェーの環境教育戦略の評価」、KUF1993年11月

● 「ノルウェーでの環境教育政策の回顧」、Nigel Norris、Peter Posch、Kathleen  Kelly-Laine 共著、OECD 1993年10月

 

付録5 環境教育のための県連絡グループのためのガイドライン

 

責任

中央教育局は各県に環境教育のための県連絡グループ(FKG)を設置する責任を負う。県の教育局は事務局機能も果たす。FkGのメンバーはその上部機関/組織/施設に対して責任を負う。

 

機能

FKGは、中央教育局および他の強制機関/組織/施設が、幼稚園から成人教育までの全教育訓練プロセスについてそれぞれの管轄分野を越えて互いにアイディアの交換、連絡、折衝、協力を行うための場である。

 

タスク

o FKGは、環境教育について専門的なアドバイスをし、県における環境教育への協力を促進しなければならない。

o FKGは、学校と訓練施設における環境に関するインフォメーションと措置の相互調整を支援しなければならない。

o FKGは、コミューン/県コミューンのレベルにおける環境教育面での専門分野の垣根を越えた協力、ネットワークの構築、経験の交換、環境教育計画の発展を支援し、促進しなければならない。

o FKGは、環境教育における教員とリーダーの養成訓練と再教育に関する協力を支援しなければならない。

o FKGは、全国規模での環境教育プログラム、その他の開発措置および各県でのプロジェクト作業に関連して、必要なガイダンスと援助を行わねばならない。

 

グループの構成

県庁の環境保護部門はFKGに代表を送る。その他のメンバーはそれぞれの県の事情と必要性に応じて選出されるが、環境関係の行政機関/組織が必ず代表され、活溌に活動することが要求される。FKGには、少なくとも下記の機関や施設の代表が参加していなければならない。

‐ 大学セクター

‐ 文化や計画に関連する行政機関

‐ 教育委員会(県コミューンの場合)1

 

 

 

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