のでなければならない。また、他の民族との連帯性と人類共通の生活環境の大切さについて認識を高めて、わが国が国際社会の一員であること、それも創造的な一員になる出発点にならねばならない」
――授業計画6)の共通一般論部分の序文より
註6)基礎学校、上級教育課程、成人訓練課程のための授業計画の一般論の部分
また、その章には「環境意識に目覚めた人間」の項が設置されていて、下記のように述べられている。
「現代社会が永続的な発展を続けようとする場合、経済、エコロジー、テクノロジーの三者の共同活動は、知識とモラルの点で特別なチャレンジを我々に要求する。環境訓練は、自然界の因果関係および人間と自然の間の協調について広範囲な知識を必要とする」
また、同じ章に次のようにも記されている。
「教育レベルの高い先進国は、世界人類の共通の未来を確保する点について特別な責任を負っている」7)
註7)授業計画、一般論、36ページ
基礎学校、上級教育課程および成人訓練課程のための授業計画の一披論の部分は、基礎学校と上級教育課程の授業計画にも登場している。
政府報告・36(1992-93)「共同体のための研究について」では下記のごとく記されている。
「従って、政府は研究開発活動を、雇用の増大、価値の創造、環境改善、生活の質の向上、文化的理解の促進という社会的にも最も重要な政治的目標を達成するための大切な手段と見做している」
コントロール手段、および国とコミューンの間の責任分担
環境学習戦略は、コミューン法の原則のように、教育セクターの異なったレベル間の責任分担に関する一般原則に基づき定められている。
政府報告・37(1990-91)「教育セクターでの組織化とコントロール」では、教育セクターでの任務と責任の分担の他に、KUFが適用する下記のコントロール手段が取り上げられ、論じられている。
o法律や法令規則
o各種の授業計画
o評価と報告
o学校の統率陣とその養成訓練
o中央の統率下に置かれる研究開発活動