良い実践例
この章の例は、平均的な学校の例でなく、良い実践の説明のために選ばれた。「良い実践」は、優秀なEEを意味するのみならず全レベルで行政を活性化する優れた開発活動を意味する。したがって、学校で多少なりとも孤立して活動する少数の教師により地元で開発された多くの優れたEEプロジェクトの例は含まれていない。
地方指導プラン、行動学習および父兄との協力:ENSI ?U
OECDのプロジェクトENSIの第2段階で、12の学校がネットワークを作り、教育支援者の手助けで、3年の期間のEEプログラムを各学校で開発した。学校が自分たちの経験を報告し、他の学校と討議する運営セミナーが開かれた。
Stokkan下級中学校
ここでは、国のカリキュラムを通じて一連の「主要問題」が明確化される地方カリキュラムの開発に全学校職員が参加した。3年ごとに地方プランを準備、テスト、評価する手順が開発された。EEは優先権を与えられ、プロジェクト活動ができるよう時間割が合わせられ、環境活動のアイデアバンクが教師の使用のために開発された。
Halsen下級中学校
この学校は、行動学習の方法論を生徒の手で開発し、小川の水質に関する地方EEプロジェクトにそれを適用した。生徒達が参加したのは、学習課題の定義、問題提出、目標定義、調査活動、情報収集、活動の定義、互いの作業取り決め、活動の実行、その結果を政治家や環境局を含む広い聴衆に発表、最終的に自分たちの活動を批判的に評価することであった。評価は、学校活動に普通意欲的でない生徒が参加し、行動学習アプローチに刺激されたことを示した。その活動をフォローするため、学校は、現在、湖と流域の全国プロジェクトに参加している。
Asveien小学校
「学校と家庭の協力で環境教育」が、ここのプロジェクトのタイトルであった。全教師にEE勤務中トレーニングを提供し、教育顧問と2つの教員養成短大の助力で、全学年の時間割を準備した。父兄は、EEプログラムのプランニングに参加、実行、評価した。父兄を含むミーティングが開かれ、その後、父兄は、教室でまたはグループ活動や遠足での資源人間として、家庭や地域社会で実行する活動とモニターに参加した。
ダイナミック性と地方局の協力:STJORDALで実践する団結
全国EEプロジェクト「環境、エネルギー、教室の室内環境」(他の箇所で説明したMEIS)は、Stjordal自治体でのエネルギー節約と室内環境記録を地方へ拡大するプロジェクトの出発点とな