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上手く運営されることである。

 

国民教育課も、EEの学校開発プロジェクトを支援し奨励することができる。郡の課は、プロジェクト自体を組織したり、または全国プログラムへ参加するよう学校を促す。EEで40時間勤務中トレーニングコースを運営し出資する責任は、地方レベルの学校オーナーにあるが、国民教育課は、プランニングと遂行過程で援助を提供する。

 

テーレマルクの国民教育課

1988年以来、EEは国民教育課と郡環境局の両方にとって優先分野であった。1989年秋以来、教育省からのプロジェクト資金がEEで働く個人への支払いに使われ、環境局はEEプログラムに参加する職員と資金出資の面で尽力している。郡の課はEEの勤務中トレーニングを組織し、学校プランへのEE統合に地方学校局を積極的に奨励している。

 

国民教育課は、郡連絡グループを通じまたプロジェクトの中で、郡の環境、調査、教師トレーニング機関と共同して働いている。教育課は、テーレマルクの学校へ提案されたプロジェクト「テーレマルクの湖と流域」をコーディネートし、その後7つの郡の80校へこのプロジェクトを拡大する活動を与えられた。教育課も、後に全国EEプロジェクトに取り入れられたプロジェクト「風土の景観」の資料を開発した。

 

VESTFOLDの国民教育課

Vestfold郡の教育課は、全部の小中学校教師に対し、EEの勤務中トレーニングを組織する戦略的アプローチを採用した。目標は、勤務中トレーニングを提供するだけでなく、EEが学校プランに確実に統合されるようにするためである。最初、自治体レベルのEE顧問と各学校の2人の教師(コーディネーター)に対して短期コースが編成された。郡の課の顧問サービスと教員養成短大が、この段階で不可欠であった。この準備作業は、勤務中トレーニングの一部としてEEプロジェクトを開始するとき、教師が、学校と自治体から必要な援助を受け取れるようにするものである。

 

国民教育課は、全国環境プロジェクトである沿岸観察や、小川と流域のプロジェクトに学校を参加するよう促す。1993年、郡の半分以上の学校が沿岸観察に参加した。教育課は、沿岸観察に2人のパートタイムの郡コンサルタント、流域プロジェクトに1人のパートタイムコンサルタントを雇いプログラムを支援した。

 

OST-とVEST AGDERの国民教育課

上記の2つの課では、沿岸観察と他の全国EEプロジェクトを追加するため、小中学校に対する学校開発でコースを育成中である。コースの目的は、学校のEE関連開発プロセスを促進する

 

 

 

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