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ネートされた。

 

*放射能、生活の質、健康(14の専門学校)。Nord-Trandelag郡で、生徒達は、フードチェーンを介してチェルノビリからの放射能降下物の追跡に使用する現地サンプルを集める。学校は、地元の環境局、食品取締局、教員養成短大と協力した。

プロジェクトは、段階?TのOECD「環境と学校のイニシアティブ」プログラムの一部であった。

 

EEに責任を持つ学校システムの活性化

下図に示すように、ノルウェーの学校システムは、教育省の中央レベル、各郡の教育省地区課、地方レベルの学校所有者(自治体と郡)、および学校レベルで構成されている。学校管理は中央集権性でなく、地区レベルは予算と活動の両面で地方レベルに指令できない。彼らは、ただ国の政策と目標を伝え、優先分野の開発を奨励するトレーニングや他のサービスを提供、実行をモニター、評価するだけである。各レベルは、承認を得るため、上のレベルへ送る年間プランを作成する。

 

学校のプランニングと運営システムは、どのようにEEに重要であるか?本来、教育省のEE優先指令が、学校の行動圏へ浸透し、教育実践の変革へ導く場合、システムの全レベルがこの努力に参加しなければならない。地区、地方レベルを「迂回し」個々の学校へ指令が直接行くことは短期的には効果的かもしれない。しかし、全生徒に行き渡る永久的EE統合を達成するには、通信、予算、トレーニングとコンサルタントサービス、装備品、および活動のプランニングと評価を含め、全体のシステムが活性化される必要がある。

 

学校システムにEEを統合する組織的アプローチのもう一つの必然的理由は、個々人と対比して、教育行政の地区と地方レベルが、学校外の機関と連絡協力する組織作りによりよい機会を持つからである。

 

過去20年に渡るEEの経験は、大半の学校監督者が、開発のプロセス、変革、自己査定の処理に慣れていないことを示している。より明確な目標の伝達、よりよい日課報告、評価手順の改善が学校全体にとって必要である。

 

次の章で、準全国レベルの学校行政が果たすことができるEE遂行の重要な役割を説明する。

 

レベル 中央(全国)レベル

地区レベル

地方レベル

 

 

 

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