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4.環境への配慮(幼稚園〜3年生)

環境を大切にするという考え方、人間の行動が環境に影響すること、いかにして環境に関して、健全な行動の選択をするかを学ぶ。

5.共同体と文化(3、4年生)

人間と生物両方の共同体を学ぶ。またその中での成員間の相互関係を知る。アクティビィーでは人間の種々の文化が、環境の利用の仕方でいかに違っているかを勉強する。

6.適応と変差(個体差)(4、5年生)

ここで生徒は一つの種の内部での個体差の概念を学ぶ。またカモフラージュを通じて適応の概念を勉強する。その中で人間の生存に関する適応について教えられる。

7.エネルギー(5、6年生)

生徒はエネルギーを仕事する能力あるいは物を動かす能力として理解する。エネルギー源には違ったものがあること、利用資源としてのエネルギー、自宅でエネルギーを節約する方法を実験する。

8.健全な環境をつくり出すこと(3〜6年生)

全ての生物にとって不可欠で必要物、水、空気、良い質の土地、環境の良し悪しを測定する方法、自分たちの町の人々の環境に対する態度を調べたりする。

分析:

カリフォルニアの環境教育の強調は教室内での学習、知識増にある。教育方は新しい実際的な方法をとり、例えば自分たちの住む共同体のことを勉強するときには、(一人ずつ独自に学んでいくのではなく)共同的な学習方法を使ったりしている。ユニークなのは宿題を出して、それを親と一緒にする活動プログラムがある。カリフォルニア独自の環境を学ぶことは目標にしていないが、地元の野外や自然地域を使う環境教育方法が使われているので、自然に地元のことを学べる。しかし、環境教育を行った成果や効果を測定評価するプログラムはない。

 

(3)フロリダ州

1989年のフロリダ州環境教育法は既存の学校カリキュラムに環境教育を統合し、組み込むことを要求している。つまり算数、理科、社会、美術、その他の全ての学科に環境の話題を使って教えることであり、環境教育が独自の学科ではなく、この法律はまず、教育内容のモデルをつくるように指示しているが、現在までのところ、それに近いものが存在するのは「概念的なフレームワーク」である。その中で4つの大きな分野が目標とされている。

?T 自然環境

A太陽がほとんどの生命形態にとってのエネルギー源である。

B生物の生存に必要な物質は環境の中を動いていくが、それは生理化学的な循環の形で動いている。

C環境は絶え間なく、自然的および人間的な力で形成されている。

 

 

 

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