ゴールC:
生徒は「変化」がエコシステムの根本的な特質であることを理解する。
ゴールD:
生徒は、我々の惑星は生物の種や生息地が自然に多様であるが、この多様性は人間の活動によって脅かされることがあることを理解する。
ゴールE:
生徒は、人類は多くのエコシステムの自然の要素であることの理解を発展させること。
3.文化と社会
目標:生徒が理解すべきことは、環境は過去および現在、全ての諸国民の意志決定過程における文化的態度、価値観および倫理観を形成することに力になってきたことである。ひるがえって、これらの信念が環境に対して衝撃を与えてきた。
4.諸資源および資源管理
目標A:
生徒は自然資源とは何か、自然資源が人間にどのように影響を与えるか、逆に人間がいかに自然資源に効果を与えるかを理解する。さらにこれらの効果は肯定的でもあり、否定的でもあることを学ぶ。
目標B:
生徒は自然資源管理とは何か、人間は何故、またいかに自然資源を管理するのか、そしてこの管理がどのように人間に効果があるのかを学ぶ。またさらに自然資源管理の諸決定は、人間が規定した目標や価値や必要に基づいてなされることを理解する。
分析:
アリゾナのフレームワークは学習の高度な進歩を追求しているが、調査、問題解決の技能などについては特に注意を払っていない。かなり広いグローバルな観点から教えているが、アリゾナ州独自のエコシステムについては触れていない。また特に生徒が勉強したことを基に、活動に参加するチャンスをつくっていない。
(2)カリフォルニア州
「カリフォルニア環境教育ガイド:幼稚園から6年生までのカリキュラムガイド」は8つの項目単位からなっている。
1.生物の多様性(幼稚園から1年生)
ここでは生物がいかに多様であるかという概念を導入し、仕分け、分類、一連のつながりなど算数と科学の技能を教える。
2.家庭と生息地(1、2年生)
ここでは生徒は、人間、植物、動物の生息地が各々にどのように生存のためのニーズを満たしているかを比較する。そして人間が環境を変更するとどのように人間自身、植物、動物の生息地を変えることができるかを学ぶ。
3.地球は生命を支える(2、3年生)
ここでは基本的なエコロジカル(生態学的)概念の土台を教える。そして人間が地球に依存していることの理解を築いていく。アクティビティーでは食物、水、住居などの生存必需品を見るようにする。食物連鎖をつくってみる。