3-3-3 バイエルン州の指導者養成
バイエルン州においては、環境教育の指導者養成について、以下のように取り決めている。
5.3教員養成と教員の継続教育
環境教育の内容と方法は、教職課程においても教職準備実習勤務においても考慮されるべきである。
あらゆるレベルでの集中的継続教育によって、教員は前もって習得した環境教育の内容と方法を学校で実践できるようになるはずである:
-ディリンゲン(ドナウ河畔)教員継続教育アカデミーはラウフェン自然保護・景観保全アカデミー、その他の協力パートナーと共同で、増加システムを構築する。
-各科目の継続教育講習会で定期的に設けられた環境問題関係の講座が、学校生活における学科を越えた現実的で行動志向の環境教育を支援する。
-地域や近隣および校内の催しが継続教育措置の重点となり、そこには市町村や地域の役所、機関、団体も参加できる。
環境教育の教材
(以下略)
3-3-4 バーテンブルテンブルク州の指導者養成
バーテンブルテンブルク州においては、環境教育の指導者養成について、以下のように取り決めている。
4 教員養成
4.1 大学での勉学(第1段階)
4.1.1
環境教育は、基礎学校と基幹学校の教職の為の第1次国家試験に関する、1979年11月28日の指令(GHPO)と、実科中等学校の教職の為の第1次国家試験に関する、1981年6月30日の指令(RPO)の中で、幾つかの試験科目に要求されているものとして、教育大学における教員養成の領域に定着している。
GHPOは、生物学、化学、物理学、技術といった科目において、環境教育の知識を要求している。試験科目に求められるところは、GHPOの別紙に定められている。GHPOは、特に次のことを要求している。
- 生物学:環境教育を含め、一般生物学の…問題設定と基本的事実に関する概観
- 化学:-化学と環境の関係に関する知識 -環境教育の課題を、教授法的に、又学校の現場において現実化していく能力
- 物理学:物理学的認識の技術と環境における応用に関する概観