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ルの代表者。特に自然科学的または社会科学的な領域での授業を行っている者。それによって科目の枠を超えたチーム作業が学校で可能になるようにするため、可能な限り各学校につき2名の教員、すなわち上記の2つの科目領域からそれぞれ1名の教員が参加すること。

■研修後の催し物

半日の追加研修を2日間、仕上研修として追加して実施する可能性がある。

後日、何らかの時点でこの研修には学校内の研修部分が追加されることになっている。

その学校内の研修は、1単位がそれぞれ4時間からなる10の再教育単位で構成され、それには教職員全体または部分教職員集団が、1学校年度の半期または全期に渡って参加できるようになっている。

その学校内の研修機会は、すべての学校で実施することができ、すでに代表者を学校外の研修部分に派遣している学校がその対象となるのが理想的である。

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■概要

生態学的な事物関係と関連性の把握は、生徒に対して特別の方法で自然との直接的な接触をさせることによって、より行いやすくなる。そこでは自然における複雑な連鎖関係を理解させるための「外に出てみよう」をモットーにしたプロジェクト作業が役立ち、しかも実際的な、経験的に正しいことが確認され、倫理的に動機づけられた挙動で自然を保護する気持ちが湧き出てくるようになる。

研修では、生態学的に志向したプロジェクト作業の方法の中に導き入れられる。このようなことはすでに効果的であると確認されている「ビオトープと種の保護」の領域からのケースを使用して、自然を見る目を培うことになる。

GOSの枠内で官庁と諸団体との協力を得て、学校外の教養形成と研究のための施設を利用して、長期的な観点から練り上げられたプロジェクト作業の可能性をさらに生かすことに重点が置かれている。

こうしたコンセプトには、国の内外のパートナー学校との協力プロジェクトを、その学校特有の状況を考慮して発展させていくことも含まれている。そのような国境を越えたプロジェクトこそが、私たちの生徒に地球規模での問題のあり方を把握させることができるのである。

■対象者

総合学校における学年グループまたは学科グループ

■実施時間規模

最大で週日の2日間、それぞれ9:00から16:00まで

■集会の指導者

その学校の教科指導教員

 

 

 

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