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-水路監視の国のプログラム。学校プロジェクト

-自然の水路への人間の影響:水路プロジェクト。灌漑。

-水の過剰消費、結果、対策

-水と生活の質

-景観美化の要素としての水

-対立の原因となる水

?Dマスメディアと環境意識

学習科目:社会科学とメディア学習

-メディアを通して我々は環境や公害問題のどんな情報を入手するか?

-現代の基本的環境問題の啓発にメディアはどの程度役立つか?

-メディアは環境組織、政党、企業などの社会的意志決定過程にどう影響するか?

-環境問題についてのマスメディアの資料は指導にどう使用されるか?

■構成

3人から5人の生徒グループが、大都市の環境問題に基礎をおく全専門分野を含むプロジェクトレポートを執筆する。期末筆記試験(6時間)で学年を終了する。

■単位数

10単位。学習は、自然科学で5単位、社会科学で5単位を含む。

※環境問題はしばしば学際的であるので、学際的アプローチが重視されている。

■時間

週10時間

 

3-3 ドイツ

 

3-3-1 ドイツ教育・スポーツ省(文部省)の環境教育指導者養成方針

1992年に発表された、ドイツの環境教育に関する文部大臣談話の中で、指導者養成については下記の通り述べられている。

 

VI.教師の養成と補習教育

 

もちろん、教師の養成と補習教育が重要な役割を演じています。これも又、学校における環境教育の質を決定するもののひとつなのです。私達の学校は、これからも長期間にわたって、環境というテーマに取り組むことになるでしょうから、新しく教師になろうとしている人にも、既に職に着いている教師にも、このむずかしい課題に対する適切な準備をしてもらわなければなりません。

 

そういうわけで、教育大学での環境教育は、第一次国家試験の幾つかの試験科目、例えば生物学、化学、物理学、そして技術における必要項目として定着しています。高等教育の教員になる為の試験の前提条件として、生物学の科目では、主専攻においても副専攻においても、エコロジー上の基本知

 

 

 

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