■対象
大学院生
■目的
≪なぜ活動するか?≫
このコースの目的は、あなたが将来直面する各種の問題を解決するため、意義深い責任ある活動を取ることができるよう認識、能力および理解を高めることである。それにもまして、市民参加を求めたり、あるいはそれを隠蔽する管轄機関に雇用され、市民を活動へ結集するキャンペーンを率先して行うかもしれない。
このコースで、あなたは洞察力とリーダーシップを養い、さらに積極的に将来の仕事と市民参加活動を行うことができる。
■グループプロジェクトの特徴
本コースでは、選択した問題を調査し、活動へ参加するプロセスを一通り経験するよう計画している。
≪グループプロセスについて≫
グループによる市民活動は一般的に個人活動よりも効果的である。このためプロジェクトにはグループ活動が必要である。
グループは、環境問題への相互の興味と生産的チームプロセスへ貢献するその人の能力をもとに形成されねばならない。一部のメンバーが課題の完成へ向けてリードするかもしれないが、グループは全分野で協力することが不可欠である。全体のプロジェクト、レポートおよび活動が、綿密に統一され、完全であるかをチームメンバー全員が確認するため、各分野を検討し、批評しなければならない。
■内容
以下の3ステップに大別できる。
?@パートA:問題を調査し活動プランを開発する
どの活動プロジェクトでも最初のステップは、テーマについて多くの情報を集めることである。問題を調査し、問題の政治的歴史、対立するさまざまな観点および科学的背景を理解しなければならない。この課題は、活動実施のための情報収集段階とプランの開発を通じて問題解決の活動へ導く。
?AパートB:活動明細を記したレポート
この課題では、プロジェクト全体の完全なレポートを準備する。その中で問題と活動プラン(パートAから)を概略し、行った活動およびその達成に用いた全体プランとプロセスを説明、文書化、評価する。あなたの以前の取り組みや課題を知らない読者が、プロジェクトを全体的に納得し意義があると思うレポートを書くこと。
?BパートC:口頭による発表
最終授業は、活動プロジェクトに関する各グループと個人の口頭での発表に当てられる。時間はチーム間で公平に分けられる。必ずチームメンバーの全員を発表に参加させる。発表を効果的にするため、スライド、グラフ、ビデオテープ、ドラマ、説明テクニック、または他の視聴覚器具を使用すること。
『環境問題の調査』