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定できる。

彼らは、行動提案を社会や環境への影響効果に基づいて評価し、問題解決に最も効果的なものを選択できる。

 

f)行動が必要かどうかの評価(略)

 

g)コミュニケーション(略)

 

h)行動をとる

生徒は、市民としての権利と責任を自覚することから、直接の経験を通じて市民行動の技能を学ぶ。つまり、それまでに学んだ観念としての市民権を実践に移し、体験的に権利を行使し、責任の範囲で義務を果たす。

 

i)行動の結果の評価

行動をとった結果の影響を評価する。(自分自身の行動であれ、他人やグループの行動であれ、)判定基準として使うものは、過去の歴史的決定、政策、行動、公共の福祉、環境の質、生活の質、民主的な理念(平等、自由、正義など)である。

また、目標をどれだけ達成できたかも検討し、できなかった困難な理由を分析し、失敗すればその原因と責任を明確にする。

 

[テーマ4:個人的及び公的責任]

知識や倫理的に考える能力や抽象的な思索をする能力が拡大するにつれて、生徒は体系的に考えるようになる。例えば、個人的に、地方的に、全国的に、地球規模的な決定や行動の相互関係やそれらの結果などについて、このような訓練を経て、生徒たちは単に彼らの地元社会の市民としてだけでなく、国家や世界の市民としての自覚を得るようになる。

 

a)自分自身と社会の理解(略)

 

b)社会的価値と原理(略)

 

c)市民としての権利と責任の認識(略)

 

d)市民行動の必要性についての理解

高校生は、政策に関する社会的、政治的な行動の種々のタイプについて、それらの影響がどういうものかを評価できる。つまり、特定の政治問題に関して、市民行動や大衆の意見がどう影

 

 

 

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