d)相互依存
生徒は、重要な種類の相互作用が生物間で、あるいは個体群間で行われていることを学ぶ。例えば、生産者と消費者、捕食者と被捕食者、宿主と寄生者など。また、生物には死体を食べるような分解者もおり、それらの関係は限られた資源をめぐる競争によって、あるいは逆にお互いに利益になるために成立していることを知っている。
生徒は、特定の環境が生物の成長や生存の制約になることを説明できる。
e)物質とエネルギーの流れ
生徒は、エネルギーの流れが食物網を通じて、生物間で起こっていること、それらの食物網の種類によって、自然のシステムの中で成立している生物間の関係のタイプが違うことも説明できなければならない。
生徒は、物質はダイナミックに生物間、生物とその環境との間で、これらの食物網を通じて移転されていること、そしてエネルギーは、形をかえて交換され(生産・消費・分解)、それが食物網を形成することを理解している。
[テーマ1D:人間とその社会](略)
[テーマ1E:環境と社会]
中学校では、次第に自分の直接体験を他の世界や内容と関連づけはじめ、人間と環境との相互作用をより高度なレベルで理解するようになる。つまり、次第にものごとを概念的には理解できるように成長する。
a)人間と環境との相互作用
生徒たちは、人間が引き起こした環境の変化の結果がどうなるか、自分たちの直接の身近な関わりも、さらに他の場所も、将来どうなるかについても確認し、説明できる。
原子力発電所や農薬の使用など、テクノロジーの変化と共に、環境や社会に意図するとしないとに関わらず、様々な結果が起こりうることを説明できる。
b)場所(略)
c)資源
生徒たちは、様々な資源が世界中で一律ではなく、偏っていることを理解する(金属や飲料水や森林など)。
d)テクノロジーのシステム(略)