あり、推測し、仮説を立てて、情報を求め、それらの質問についての答えを見いだしていく能力を育てることである。
別言すれば、生徒たちは一定の基本的な、科学的な調査方法、情報収集と説明を構成する能力を発達させる必要がある。
そして、生徒たちは、これらの能力を使って、環境を理解し、環境問題と課題を調査することになる。
テーマ3:決定と行動のための技能
環境学識度の高い人々は、結論を導いたり、解決策を見いだしたり、決定をしたり、問題解決に参加したり、する能力がある。
彼らは代案にもとづいて行動したらどうなるのかを考慮することができ、比較検討の上で何をなすべきかについて彼ら自身の結論を見いだすことができる。
また、理想や原理、実践についての理解が要求される。
テーマ4:個人的責任
環境意識の高い市民は、自分自身で達した結論にもとづいて、質の良い環境を確保するために何をすべきかについて、はっきりと動機を持ち、権利を行使する。
生徒たちは、概念にもとづく学習や探求、分析、行動などの技能を開発し、適応するにつれて、彼らがすることは個人であれ、集団であれ、決して無力ではなく、現状変革ができるという確信を育てる。
●このガイドラインをいかに使うか
このガイドラインは、生徒の学齢的発達段階に応じて3段階(幼稚園〜4年生、5年生〜中学2年生、中学3年生〜高校3年生まで)に分けている。
同様に、環境教育のプログラムやカリキュラムを作るときにも、この段階区分を土台にすべきである。またヴィジョンの全体をカバーしているが、部分も重要であり、全体と共にバランスさせて教育すべきである。
ガイドラインは、テキストとして文章で叙述してあり、特定の実行項目のリストは挙げていない。また、各学科ごとにつくられている全国標準(数学、科学、社会科、地理、政治学、歴史、美術)を参考にしていると同時に、3つの段階に関係なく、全学年に共通の要素を述べてある。
・このガイドのまだ未定の部分を含む全体文書の説明と4つのテーマの各々について紹介文。
このテーマは、ヴィジョンを示すものである。
・「生徒の成績向上の評価」の方法。環境教育についての適切な評価。(準備中)
・環境教育のテキストや教材で使われている用語の一覧と定義。(準備中)