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●京都府網野町企画課 三浦 到課長

●1997年12月19日(金)14:00〜15:30

●概要

・バイオ処理対応

直後、EM菌を持ち込んだ建設業者などがいた(内陸で実施したようだ)。

4月に滋賀県の大周がバイオ製剤(米国製)の実験提案にやってきた。

浅茂川の護岸に散布しそれなりの効果があったので、浜詰漁協管内の塩江コハツメ(岩場)で実施。重油が堆積しているところは効果ないようだが、その他はきれいになっていた。

ただし、外洋に面するため波に洗われ効果不明の点もある。

1袋9800円のバイオ製剤を20袋、町費で購入、散布は漁協で実施(町が立会い)。どこからもクレームはうけつけていない(補償対象にはならなかった)。

本格実施は、費用もかかるので見送った(大周は久美浜町、丹後町でもバイオ実施した)。今後、同様の事故が起これば、バイオを導入してもよい。ただし実施場所は選んだ方がよい(砂浜よりも磯場、ただし場所によっては人が入れない所もある)。

・界面活性剤、高圧海水洗浄はやらなかった。

・マリタイム号の時は、琴引浜に油が漂着したもののたいしたことはなかった。

 

 

 

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