この後9月〜10月にかけて、近畿大学の藤田藤樹夫教授が夕日ヶ浦(砂浜)でバイオ処理の実験を行った。以下は、その発表論文からの抜粋である。

実験は、バイオ区(沖縄の海水から抽出した分解菌を混入)、栄養塩区、未処理区の3タイフに分け、重油分解速度が測定された(図1-4)。その結果、バイオ区>栄養塩区>未処理区の順で、重油分解が速く行われることがわかった(図1-5)。

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