?引火性
引火点:100℃以上[閉蓋](IMO,CIBA-GEIGYの製品データシート)
?自然発火性
自然発火温度:510℃(IMO)
?危険な反応性:空気、水・蒸気、海水とは反応しない。(IMO)
[融点:-40℃、沸点:282℃、蒸気圧:0.000017mbar/20℃]
(10)ニトロエタン
?腐食性
皮膚(刺激性):なし(ラビット) (IMO)
船の構造材料:
軟鋼=濡れている場合は変色する;点食しない,ステンレス鋼=記載なし
アルミニウム=記載なし,銅=腐食の度合いは定かでない,亜鉛=記載なし
真鍮=腐食の度合いは定かでない,その他=記載なし(IMO)
?人体に対する毒性(急性)
経口毒性:LD50=1,625mg/kg(ラット)(IMO)
:Rate 1 Practically non-hazardous(LD50=500-5,000mg/kg(実験哺乳動物))IMO BLG/Circ.2)
:LD50=1,100mg/kg(ラット)(RTECS)
:LD50=860mg/kg(マウス) (RTECS)
経皮毒性:LD50=2,000mg/kg以上(ラビット)(IMO)
吸入毒性:2,200ppmで6時間暴露、ラットに対して致命的な結果にならず(IMO)
皮膚・眼との接触、吸入による人への危険性は僅かである(IMO BLG/Circ.2)
?引火性
引火点:41℃[開蓋](IMO)
:30.5℃[閉蓋](IMO)
:29℃(97%以上)(MERCK)
?自然発火性
自然発火温度:414℃(IMO)
?危険な反応性: 空気、水・蒸気、海水との反応は知られていない。製造業者と米国 の鉱山局(政府研究所)は、温度が上昇中に極度の衝撃や密閉状況にある場合に限り、爆発的な分解を示す傾向にあると定めた。不安定な振る舞いに導く状況を防ぐため、甲板のタンクに入れるべきではない。また、アンモニア、アミン類、腐食薬品類とは相容れないので、近接のタンクに積むべきではない。少量のアミン類はニトロエタンに分解をより敏感にさせる。ニトロエタンは強いアルカリと反応して塩を形