?計画構想システムへの利用可能性
会員所属企業におけるファクシミリ端末の普及率はほぼ100%と推測されること、本部側だけでの契約で即利用可能なこと、パソコンと接続することでより多様な利用法が想定できることなどから、計画構想システムへの利用可能性は高いといえる。
導入・利用に当たっての問題点・課題は、特に見あたらないが、パソコン通信サービスやインターネットサービスと比較すると、利用できる機能がかなり限定される。
(4)インターネットサービス
?概 要
インターネットとは、全世界にまたがるコンピュータ・ネットワークの集合体で、97年7月現在の接続ホスト数は1,957万台(ホスト1台に10人の利用者がいるとの仮定で、全世界の利用者は約1億9千万人、一方、日本国内はホスト95万台で利用者950万人)に達するといわれているが、実態は定かではない。パソコンLAN、パソコン通信と接続することで、今や電話網に次ぐ巨大な通信インフラとなっている。
インターネットへの接続サービスを提供するプロバイダー事業者は国内約650社存在する言われている。代表的なプロバイダー(サービス名、会員数)としては、富士通(株)(InfoWeb、26万人)、マイクロソフト(株)(MSN、23万人)、(株)ジャストシステム(JustNet、20万人)、ソニーコミュニケーションネットワーク(株)(So-net、17万人)、(株)ベッコアメ・インターネット(ベッコアメ・インターネット、10万人)などがある(ここではパソコン通信サービス事業者は除いた)。
一方、イントラネットとは、インターネットの技術を企業内の情報システムに取り入れ、情報共有や業務支援に活用するシステム形態のことを指し、側や電子メールを利用して社内の文書を共有する利用形態が一般的である。