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(e)この噴射始めから噴射終わりまでの実際に燃料油を圧送している期間,行程を有効ストロークという。

(f)プランジャは更に下限まで下降するが燃料の噴射はなくこの間を無効行程という。(2・4図(D))

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(3)噴射量の調整

ユニットインジェクタの噴射量調整はラック・ピニオンによるボッシュ式でその機構を2・5図に示す。

この図で解るようにコントロールラックの動きに従ってピニオンギヤが廻り,ピニオンギヤを介して同様にプランジャも廻る。プランジャが廻ることにより,2・4図に示す有効ストロークが変化し噴射量を調整することが出来る。

噴射量の規制を2・6図に示す。

016-2.gif

 

 

 

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