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興味を持つ層に対しコンテンツを送り届けることが可能となる。

利用者の受信機に関しても、パソコン利用者層向けの情報提供の場合はパソコン型、パソコンを使わない層にはテレビ受像機内蔵型といったすみわけが進むものと思われる。

上記よりコンテンツ提供する立場からは、どのような情報をどういう対象に提供するかによって、利用するデータ放送の「プラットフォーム」を見きわめる必要があるだろう。

公営競技においては日本中央競馬会(」RA)が衛星データ放送で独自コンテンツ提供の検討を始めている。PerlfecTV!とDIRECTVの両方で競馬番組(「グリーンチャンネル」)を提供するとともに衛星データ放送を活用した投票端末の研究開発にも着手している。

 

3.4 エレクトロニック・コマース

 

インターネットにおける商取引は、仮想店舗や信販会社、金融機関を結ぶバックエンド側のしくみの問題を別にする限り実現環境は整っているといえる。

特に昨年度から今年度にかけて、セキュアーサーバーと呼ばれる「秘話」機能を持ったサーバーを使ったクレジットカード決済を行う販売サイトや、支払にプリペイドカードを用いる販売サイトがいくつかサービスを開始している。

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