これらの地上波データ放送は始まって1年以内のものが大半であり1、衛星データ放送は始まったばかりである(1997年末時点)が、今後の普及次第ではWWWと並ぶ大きな情報メディアになる可能性を持っている2。
同じデータ放送でも、地上波と衛星ではコンテンツの内容や利用者は異なるものと思われる。
地上波データ放送は広告収入を主体としたサービスとなり、数百万規模の利用者への広く浅いコンテンツ配信を前提としたメディアとなろう。また法的にテレビ放送に準じる位置づけのため、番組編成や番組審査基準においてサービス提供者(テレビ局)からの制約を受ける。
対して衛星データ放送は基本的に契約者のみの有料放送となり、特定の