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2.6今後の展開

 

【2.6のポイント】

Windows CEは今後さらにどのような機器に搭載されるのか。

 

米マイクロソフト社のホームページでは、Windows CEの利用分野について以下のように説明している。

「マイクロソフトWindows CEは通信、娯楽、携帯(モバイル)の広い範囲に対応するオペレーティング・システム・プラットフォームです。

Windows CE搭載機器によって、新しい分野の非パソコンビジネスや、一般消費者向け通信機器、Windowsパソコンとの情報共有、インターネット接続が実現できます。…」(”Microsoft Windows CE Overview”より抜粋)

今後想定される用途としては以下のようなものが考えられている。

●インターネット端末

わが国でもサービスが始まっているウェブTVのように、4万円〜5万円の端末をテレビにつなぐだけでインターネットを楽しむことができる家庭向け端末。すでに米WebTVは次期の端末にWindows CEを搭載することを発表している。

 

図表2-7 ウェブTVの現行端末(ソニー製INT-WJ200)

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4万5千円の端末をテレビに繋ぐとパソコン同様インターネットのコンテンツを楽しむことができる。これらの端末も1998年中にはWindowsCE対応のものに変わると予想される。

 

 

 

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