3 家庭用ゲーム(テレビゲーム)
3.1 市場規模(全体)
家庭用ゲームの市場規模は1995年、ハード(ゲーム機本体)で1,843億円、ソフトで5,699億円、合計7,542億円となっている。市場は、94年後半に発売された「セガサターン」と「プレイステーション」の好調な売れ行きによって拡大している。
家庭用ゲームは、今や世界が注目する日本の先端ビジネスである。1983年に任天堂の「ファミコン」が発売されて以来、十数年の間に急成長し、1995年の市場規模は国内では約7,542億円であり、国内外を合わせると軽く1兆円を超えるまでに成長している。今や家庭用ゲームは、子供の遊びとして完全に定着したのはもちろん、大学生やサラリーマンまでが熱中する存在になってきている。