(3) プラットフォーム上でのサービス提供
インターネットやWindowsパソコンなど標準化が確立している技術はソフトやコンテンツ制作者の参入が比較的容易であるため、結果として多くのコンテンツが提供され、ますます利用者が増えるという好循環が成立する。
高度情報化に関する各事業においてもファミコン、Windowsパソコン、WWWなど情報技術の「標準化」を利用して提供したものはおおむね好評を持って迎えられている。
一方で、求めている機能が既存ハードウェア、ソフトウェアに備わっていない場合はサービス実現のために独自に開発したり、標準でない情報技術を採用することもあるがこれらは「先進的試み」と評価できる。
従って今後は、実現技術を標準的なプラットフォームの上で提供することと、先進的な試みをプラットフォームに移行させることの両方が重要となっていくと思われる。