3.2.4 若者を競艇ファンに取り込むためのアイデア
若者を競艇ファンに取り込むために、競艇のどのような点をアピールすべきか、競艇を取りまく環境がどのようであればよいのか等のアイデアを聴取した。若者層を取り込むために必要な点は下記の3点に要約することができる。
?@ 公営競技の経験者層/未経験者層いずれの層に対しても、マス・コミュニケーションは彼らの意識に変化をもたらすのに効果的である。
マスメディア(テレビ、雑誌)への露出を増やし、競艇の存在自体の「認知度の向上」がイメージアップに繋がると考えられる。
・ 「若者が見ているテレビのバラエティ番組で取り上げる」
・ 「東京ウォーカー等に情報があると良い」
・ 「有名な女優が、私は競艇をしています、といえば女の子も行く」
若者へのコミュニケーション・メディアとして、漫画(マンガ)の有効性が上げられた。
・ 「競艇マンガがあればいい」
・ 「少年サンデーの競艇マンガが流行っているから、このゲームができたのかと思った
?A 公営競技経験者層は、JRAのようなコミュニケーション展開が、競艇においても、若者ファン獲得に有効と考えている。
若者受けするスター選手のマスコミへの露出、競馬で言えば血統等の競技の奥深さのアピールが有効との意見が上げられた。
・ 「クリーンイメージの有名タレントをTV-CMに使い、次に選手をマスコミに出し、武豊みたいにしていくと良い。『競艇=この人』というイメージがない」
・ 「競馬ではまず血統に興味を持ち競馬場に行き、馬を実際にみたらもっと興味をもった」
?B お台場などの若者のプレイエリアやDECKSなどの複合型アミューズメント施設に、競艇場/場外舟券売場を作り、娯楽シーンへの浸透は、若者に競艇との接点を与えフアン獲得に効果があると思われる。
若者が集うような場所へ接点を提供することが、競艇イメージを身近なものにし、多種の娯楽の一つとして参加のきっかけとなりうる。
・「ジョイポリスのところ(DECKS)にあるとよい。」
・「デートスポットになるような場所あると良い。ジョイポリスのところにあれば、ついでに投票するかもしれない」